平成２３年度の開所式から、早いもので４年目となる「みんなの森」。
第四回目の整備活動の気になる天気は例年通りの快晴！
前日は雨降り、天気予報は台風接近を告げる中での開催でしたが、日中には２５度を超える夏日となりました。

開会の挨拶の後、全員で体操を行い準備万端！
宮城県森林インストラクター協会の皆様のご指導の下６班に分かれ、各作業を行いました。

今回の作業は「巣箱づくり」「さつまいも畑づくり」「森林整備」「遊歩道整備」の４つ。
「巣箱づくり」は板材から巣箱の作成～設置までを行い、「さつまいも畑づくり」は来年さつまいもを植えるための下地づくり。
親子でクワを持ち畑づくりをした後、将来の肥料となるレンゲの種を植えました。
「森林整備」は斜面を歩きやすくするための障害物撤去作業。小枝から大人２人でも運ぶのに苦労する大きな木まで、グループ全員の協力により安全に歩行できるよう整備しました。
「遊歩道整備」は今回作業の中で一番の力仕事！
力自慢の社員を揃えて２箇所に分かれ作業を行いました。
木株の撤去から足場のための木材運び・階段づくりのための杭打ちまで、次の日の筋肉痛を心配しながらも、みんなの汗の結晶とも言える見違えるような遊歩道が完成しました。

作業が終わったら、お楽しみのお昼ごはん！
例年通りＢＣＰ訓練の一環としての炊飯作業ではありますが、今年は少し趣向を変えようということで、当初予定していた「おにぎり」ではなく「カレーライス」にバージョンアップしての昼食会となりました。
食事係の社員がなかなか自分達の「カレーライス」に手がつけられない程の盛況ぶりの中、楽しい時間は過ぎていきました。

今年で４年目となる「みんなの森」整備活動。今ではその成果が目に見えて確認できるようになりました。
当初は踏み込むことも困難だった斜面にも綺麗な遊歩道が整備され、随所に設置されたベンチで休憩ができるようになり、また木々に設置された巣箱には、生命の息吹を感じることができます。
私たち鈴木工業株式会社は宮城県に根を下ろす地場企業として、今後も「みんなの森」整備活動を通じて自然環境への意識・関心を高め、日々の事業活動における環境負荷の削減に尽力して参ります。

これら森林整備活動によって樹木の成長が確保され、温暖化防止に寄与するＣＯ2の吸収量は、協定期間の５年間で約１５１ｔ見込まれております。