平成23年度に開所式を行った「みんなの森」も今年で5年目を迎えました。
今回は来年創業50周年を迎えるにあたってのプレイベントの意味もあり社員の意気込みもいつも以上!
しかしながら前日は強い風が吹く一日でしたので、テントの設営を見合わせた方が良いか、
昼食用の容器が飛ばされないかなど不安は様々、そんな中迎えた当日の天気は・・・
今年も気持ちの良い秋晴れ! 日中には最高気温27度となる暑いくらいの陽気となりました。
今回は5年の節目&50周年プレイベントということで、様々なゲストの方にお越しいただきました。
最初にご紹介するのは「やまとまちあからほいくえん」 のみなさん。
先生と園児含めて20名を超えるみなさんにご参加いただきました。
送迎バスは山の細い道を登りにくいということで、麓から活動場所まで元気に歩いて合流!大きな挨拶に、これから一緒に活動する私たちも元気をいただきました。
園児のみんなも合流したところで、今日の班分けを発表。
今年も宮城県森林インストラクター協会の皆様のご指導の下9班に分かれ、まずは今日のパートナーとご挨拶。
弊社代表と園長先生より開会の挨拶を行ない、いざ作業開始!
今回の作業は「いも畑づくり」「巣箱づくり」「かぶと虫幼虫園づくり」「アゲハ蝶幼虫園づくり」「ベンチ作り」「あけび園整備」「遊歩道整備」。
「いも畑づくり」は来年さつまいもを植えるための土づくり。
「巣箱づくり」は以前とは違う場所に新たに巣箱を設置し、「かぶと虫幼虫園づくり」は森の木陰に作った柵の中に園児たちが幼虫を引っ越しさせました。
「ベンチ作り」は一昨年作成したものとは趣向を変えて、ワニ型にペイントをしてかわいらしく仕上げました。
「あけび園整備」では、はじめに「あけび」を知らない子どもたちのために試食会を行ってから、新たな種をまきました。
「アゲハ蝶幼虫園づくり」では、当社社員と子どもたちが一緒に作業を行ない柵の中に作られたふかふかの土の中にアゲハ蝶の大好きな植物を植えました。
「遊歩道整備」は鈴木工業の見せ所!
班分けの際に「なんだかキツそう…」という声があったような気もしましたが、そこはさすがの力自慢を選りすぐった当社の精鋭部隊!
あっという間に木の株や雑草を取り除いて、見事な森林道ができあがりました。
完成した遊歩道では園児たちがロープを利用した山登りなどを楽しみました。
作業が終わり新しくできた遊び場も満喫してお腹はぺこぺこ、あとはみんなお楽しみのお昼ごはんの時間です!
例年通りBCM訓練の一環として早朝からせっせと準備を行ない、参加者のみなさんにおいしいごはんを食べてもらおうと食事班の社員が頑張りました。
そしてそして!今年はいつものおにぎりに加えて、「松島プチホテルびすとろアバロン」様のご協力で具材を準備していただき、「とん汁」を作りました。
「おにぎり」と「とん汁」を自分たちで整備した森でいただく夢のコラボレーションに、おかわりの連続!
ついには鍋ごと食べきる大盛況となりました。
お昼ごはんも食べてまったりしたところに、またまた特別ゲストの登場!
「定禅寺ストリート仙台ジャズフェスティバルin仙台」などでも演奏されている、アマチュアバンド「B.mumps」様にお越しいただき「森の音楽会」を開いていただきました。
森の一角、何とか楽器を設置できるスペース、木の枝で作ったマイクスタンドなど、手作り感あふれるステージにバンドのみなさんも「こんなところで演奏するのははじめて!」と興奮気味におっしゃっていました。
当初予定していたスペースでは楽器がおけそうにないなど「もしかしたら中止かも…」とハラハラドキドキの連続でしたが、食後のまったりとした時間にBCM用の発電機につないだスピーカーから流れるメロディーは、作業で疲れた体に心地よく響くものでした。
「森の音楽会」が終わるともう少しでお別れの時間。残された時間で各自コミュニケーションをとったり、釣りゲーム形式でリサイクルについて学べる「環境教育」を行いました。
これでおしまいかな? と思ったところに最後に素敵なプレゼント!
きらやか銀行様他2社の企業にご協賛いただき、子どもたちに座布団やペーパークラフトをおみやげとしていただきました。
さらにさらに森林インストラクター協会様より、木で作られた名札や、笛、飛ばすとくるくるまわりながら落ちてくる「つくばねの実」をプレゼントしていただきました。
(また、当日の模様は宮城テレビ様の夕方のニュースでも放映されました。)
いつもだと少しさびしい閉会式ですが、今回は大盛り上がりの中の閉幕となりました。
今年で5回目となる整備活動で森は開所式当時とは大きく姿を変え、多用な生物や植物が息づく「みんなの森」に少しづつなっているように思います。
私たち鈴木工業株式会社は宮城県に根を下ろす地場企業として、今後も「みんなの森」整備活動を通じて自然環境への意識・関心を 高め、日々の事業活動における環境負荷の削減に尽力して参ります。
これら森林整備活動によって樹木の成長が確保され、温暖化防止に寄与するCO2の吸収量は、協定期間の5年間で約151t見込まれております。